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pl-2014217945461
腎臓は人体のなかでも脳に次ぐ精密な臓器であり、その動きはコンピュータのようなものだ。
体内の恒常性を保つため、水分や塩分の排泄と取り込みを管理し、タンパク質や糖などの必要な栄養分が体外に必要以上に排泄されないように保ってある。
つまり腎臓が悪くなってしまうと、体全体に影響が出ることになります。
腎臓科の患者さんが秘める主な疾患は、急性腎臓病、慢性腎不全、糖尿病性腎症などだ。
腎臓が悪くなると最終的には透析療法で自分の腎臓の働きの代わりを、機械が行います。
しかし、ひとまず透析療法を始めてしまえば、生活上さまざまな制約が出て厳重な食事管理をしなければなりません。
また機械を使うことにより、わずかに残っていた自分の腎臓の働きもゼロになる。
そういった状況を患者さんは受け入れた上で、敢然と自分自身でその制約を守らなければなりません。
ここで腎臓科の看護師の働きかけが非常に重要となります。
仕事内容は、心理的援助、水分・塩分制限などの管理、薬物療法の管理だ。
根治することがないということを理解・受容するためには、心理面での援助が非常に重要であり、喪失体験によって治療への意欲や主体性も失うことがないようにしなければならないからだ。
また対象は大きい年齢ですから、認知機能が落ちていらっしゃる高齢者に対しては、水分制限を厳粛に守られるように個々を管理しなければなりません。
また、腎臓は薬物代謝の働きもになっているため、腎毒性の凄い薬物などは腎障害を持つ患者さんには禁忌だ。
そこで看護師は、処方された薬物が適切なものかを見極めるため、薬物に関する知識も必要となります。
もう一度、生活習慣病の一つです糖尿病の慢性合併症の一つには腎障害があり、現在透析療法を受けている患者さんのなかでは断トツに多いのです。
内分泌疾患です糖尿病とは、一見関係ないように思えますが実は重要な役割を担うのだ。
糖尿病性腎症の場合の腎機能は、中毒やウイルス感染症の時のように急激には悪くなりません。
滞り、看護師のかかわり方次第で患者さんの透析導入を遅くさせることが可能なのです。
こういう場面では看護師の仕事内容は、腎症という疾患に関して説明をし、患者さんの理解を促すことと、敢然と食事療法や運動療法などの生活スタイルを切り換える努力を評価しここに合わせた指導をすることだ。
患者さんのセルフケアが足りていないと評価された部分には、何が足りないのかをアセスメントし、患者さん自身に自分でも達成できそうなちいさな目標を立てて味わうなど、患者さんの自己効力感を上げる働きかけが必要だ。